近畿地方2府4県の公立図書館におけるSNS利用の現状と評価

要旨

 従来、公立図書館のPR・広報は、「図書館だより」や「自治体広報誌」、「図書館のホームページ」、「ブログ」、「メルマガ」等の活用・掲載によって、情報提供がなされてきた。近年、スマートフォンの普及により、SNSの利用が増加している。図書館界においても、国立国会図書館をはじめ、いくつかの公立図書館でtwitterやFacebook、Instagram等を活用して、広報・PRを行っている事例がある。本稿では、近畿圏内の公立図書館のウェブサイトからSNSの利用状況を検証し、具体的にどのような情報発信を行っているのかを考察する。
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