「決定をRDA刊行後に持ち越した課題」から見るRDAの方向性 (3) RDA本格導入直前の改訂作業について (その2)

  • 和中 幹雄

要旨

2010年6月のRDA Toolkit公開後も改訂作業が続けられ、すでに3年近くが経過した。2012年4月には内容に関わる重要な変更に対応する最初の更新(Update)が行われた。内容の概略は本誌63号ですでに紹介した1)。さらに2012年11月5日~9日開催のRDA開発合同運営委員会(JSC)会議において63項目にわたる改訂案や将来の課題に関する議論が行われた。この63項目のうち、46項目の内容の概略も同誌63号ですでに紹介した2)。本論はその続編であり、次の残り17項目の概略を紹介する。

出版済
2013-04-29
セクション
Articles