ツタヤ図書館の資料区分を検証する その9 -和歌山市民図書館の検索・予約システムを中心に-

要旨

TSUTAYAを運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社が公立図書館の運営を担い7年が経過した。そして、
2020年3月に第6の「ツタヤ図書館」となる和歌山市民図書館が、コロナ禍のもと、2020年3月から、一部サービスを開始して
部分開館をしていた。新たに2020年6月5日より、一部の制限を含みつつも、一般開館に踏み切った。本稿では、先行した
武雄市図書館、海老名市立図書館、多賀城市立図書館、高梁市立図書館及び周南市立徳山駅前図書館のOPACに山積していた
諸問題が、和歌山市民図書館では改善等がされたのかの検証、及び検索・予約システムにおけるジャンル(カテゴリー)
区分の資料分類区分の差異を検証し、評価する。

PDF