2019年8月九州北部大雨特別警報と公立図書館運営 −ホームページとSNSによる情報公開の有無−

要旨

 2019年8月28日、気象庁は福岡、佐賀、長崎の3県に一時「大雨特別警報」を発表し、「これまでに経験したことの無いような大雨」への警戒を促した。本稿では、大雨特別警報が発令された佐賀県全市町(20自治体)、福岡県久留米市、小郡市、うきは市、朝倉市、筑前町、東峰村、大牟田市、柳川市、八女市、筑後市、大川市、みやま市、大木町、広川町(14自治体)、長崎県平戸市、松浦市、佐世保市、川棚町、波佐見町、佐々町、小値賀町(7自治体)の公立図書館のホームページ及びSNSを調査し、当日の開館の有無の告知及び警報発令時の図書館運営の基準(臨時休館)が公表されているかを調査した。

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